尿酸血症を和らげる

痛風特有の発作の薬と言われているのがコルヒチン。
この薬がなかったら本当につらいようなことになると思います。
もう眠れないような夜になると思いますが、コルヒチンがアレば落ち着いて睡眠をとることができます。

 

発作時に頼れる薬として知られています。
早めに飲むほど効果が高く、できるだけ早い段階で服用すると良い薬なのですが、それはコルヒチンの作用で関節にたまった尿酸血症を和らげる効果が期待できるからです。

 

コルヒチンは痛風対策によく用いられるのですが、あくまで痛風疾患に対してではなく、痛風発作を改善させるためのものです。
関節内に尿酸が析出することで痛風の痛みが生じるわけですが、それは尿酸血症が白血球から攻撃を受けることで生じます。

 

これによって関節に腫れや痛みが出ることになり、特に足の指の付け根などに強い痛みを感じることになります。
コルヒチンには、白血球の働きを弱める作用があるので、そのことが関節にたまった尿酸血症を和らげることにつながるのです。
結果的に関節内に炎症が生じにくくなる作用が得られるので、コルヒチンの使用で痛風発作が生じにくくなります。本当にありがたい薬なわけなんですが、痛風は尿酸値が高い状態になることで引き起こされるので、尿酸値を低くする必要があります。

 

尿酸値が高い状態を放置すると関節内で尿酸に白血球が集まり、取り除こうとすることで炎症が生じて激痛が走るのですが、コルヒチンは尿酸血症を緩和できるので有効です。

 

コルヒチンは、白血球の働きを弱くしてしまうので、白血球が尿酸を排除しようとするのを抑制できる力があります。
関節に沈着した尿酸血症に白血球が集まってくるのを防いで、白血球が尿酸血症を分解しようとするのを阻止する働きがあるので、コルヒチンは痛風発作の予防に有効なのです。
ただ、痛みの悪化を防ぐ作用があり、尿酸血症を和らげることで痛風発作の痛みがひどくなるのを抑えられるのですが、あくまで発作の予防ができるに過ぎません。

 

要するに、痛風発作の痛みを緩和できる効果は期待できるのですが、発作を抑えているだけで痛風自体の改善は見込めないのです。ある程度の理解を持った上で薬を服用することが重要になるわけですね。

 

コルヒチンは、尿酸血症を和らげる効果は期待できても、尿酸値そのものを下げる作用はありません。
あくまで応急処置的にその場の痛風発作を抑えるために使用するものであり、痛風発作を抑えることはできても尿酸値は高いままです。
従って、本格的に痛風の炎症や痛みを抑えたい場合は解熱鎮痛剤を服用する必要があります。

 

コルヒチンには、白血球の働きを弱くすることができるので、尿酸血症を緩和する効果が期待でき、痛風発作に有効です。
ただし、尿酸血症を緩和できるだけで尿酸値を下げることはできないので、応急処置的な薬としての効果しか期待はできません。